ふるさと納税という名の地方自治体への寄付は、そもそも高額納税者への税金減らしに見える。
この制度では本来納められるべき地方自治体の税収が減ることになる。その減収分をどのように補填するのか。その地方自治体の増税か、国からの補助金の増額か。どちらにせよ、ふるさと納税を使わない、使えない人にとって最終的には増税になるのではないだろうか。
そもそも、税金を払っていない、または少額しか払っていない人にとっては何のメリットもない、デメリットしかない施策に思われる。
特に災害の義援金などと言って被害地方自治体へのふるさと納税などはどうなんだろう。ふるさと納税で義援金などという他の地方自治体の税金を自己満足のために使うのはどうかと思う。寄付したい人は自腹を切って払うべきだろう。