NHK ONEの誤算

そもそもNHK+を2025年9月30日で終了して、並行したサービスを提供しなかったことだろう。

NHK+を利用していたユーザーは、全員一度にNHK ONEに移行するしかなかった。

移行方法として、NHK+からの切り替えでないと、受信契約の確認が必要と表示されていたので、NHK+利用者はNHK+からの切り替えを選ぶ選択肢しかなかった。

多分、1時間に数十万人がユーザー登録しようと一斉に確認メールを送ることになったのだろう。ユーザーの多いGmailなどは、そのようなトラフィックをさばききれず不安定になるのを防ぐため、制限やブロックをせざるを得なかったはず。

しかも、NHK+からの移行時に自由なメールアドレスを入力できたため、悪意のサーバー飽和攻撃もされていた可能性がある。NHK+からの移行であれば、NHK+のアカウントにログインすればメールアドレスを入力させる必要がなかった。なぜそんなことを。

2020年3月1日のNHK+開始時は、知名度が低く徐々に登録されていたから油断していたのではないか。

今回のNHK ONEはNHK+ユーザーが一斉に切り替えることによるトラブルを予想していなかったのだろうか。せめてNHK+のサービスと並行していればここまでトラブルにならなかったはず。

NHK+のサービスが完全に仕えなくなったため、NHK ONEへ移行するしかなかった。

メールアドレスを入力した次の画面は今は不要ではなかったか。プルダウンメニューに「メールアドレス」一つしかないのに余計な手間がかかった。

しかし、Webブラウザー版だとログインできたとしてもプロファイルを作らないと何もできない。だったらログインしないで使っていくしかないな。せめてNHK ONEアプリとプロファイルが連動していれば意味があるが、そうでないならプロファイルとかは不要。