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  • マスカレード・ゲーム

    著者:東野 圭吾

    2022年4月25日発行

    「おかえりなさい」

     わかりやすい容疑者たちのほかに、怪しげな容疑者たちが続々と出てきて、どんでん返しに次ぐどんでん返し。第一作のようなシチュエーションを匂わせて全く違う犯人とか。このホテルが舞台になることさえトラップにしている。

     ルールを無視して暴走する新しい登場人物がちょっとうざい。さすがに客室に盗聴器という話題ははらはらしたが、何とか穏便に収まったようだ。

     スマートフォンの本体やサーバーには移動履歴が残るから、気を付けなくては。

     ロマンスの行方については、まだまだ続きそうだ。

    「ようこそ、ホテル・コルテシア東京へ」

  • シン・ウルトラマン

     庵野さんだなぁ。

     あんまり前の席で見ると、冒頭の字幕が読みにくいかも。

     庵野さんと言えば、あの・・『帰ってきたウルトラマン』のイメージがある。

     途中でエヴァっぽくなったのはちょっと引いたけど。

     それにしても、今どき、電磁波攻撃されると車はエンジンすらかからない気がするんだが。

    新旧バッジ
  • マスカレード・ナイト

     現場は前回と同じなので、説明とか無くさくさく進んでいく。しかし、登場人物が多いので、誰が誰か途中で分からなくなっていた。

     原作だと2・3日前から始まったように思うが、映画では当日いきなり始まるので、いくつものエピソードがカットされている。が、代わりに怒涛の展開が続いていく。背景でも話が進んでいくので、画面全体から目が離せない。

     原作では新田刑事がダンスを習っているシーンから始まるからか、ダンスを踊るのが必須となっていたらしい。

     犯人が涙を流すシーンでは、新田啓二がハンカチを渡して背中側に回り、背を向ける。そこで涙が二筋流れる。

     最後にあまりにあっさりと分かれてしまった。ひょっとして、次があるんだろうか。

     今回も友情出演の明石家さんまさんの顔は何度もアップに。

     前作で時間経過とともに作成されていた、薔薇の仮面のが出てくるかと思ったけど、関係しなかったみたい。

     前回は、どうでもいい役で元歌手の人が出てきていたが、今回はどういうのはなかったのかな。

     スクリーンにくぎ付けになって、あっという間に終わった気がする。こういうのは久しぶりだ。